古代ギリシャの音楽については前回書いてきましたが、
ボエティウス
という人が音楽に大きな影響を与えました。
彼の音楽論が、
・ヘレニズムの時代
・プトレマイオスの時代
・フランク王国の時代
・プトレマイオスの時代
・フランク王国の時代
の理論家に影響を及ぼしました。
※ヘレニズムというと前回のアリストクセノスがいます。
そこのところを詳しく知りたい人は → 「音楽のはじまりから理論化まで」を参照してください
今回はその後の音楽史についてかんたんに見ていきましょう。
古代ローマの時代へ
古代ギリシャから時代はかわり、古代ローマの時代にかわります。
この時代は争いごとが多くありました。
そのため、戦うために軍隊が必要となり、
それにともなって軍楽が発展していきました。
軍楽とともに普及した音楽
争いのなかで音楽が発展していく一方で、その後も長く残る音楽も普及します。
それが、キリスト教に付随する音楽たちです。
・単旋律
・礼拝に使われることもあり
・歌唱メイン
・ユダヤ教やギリシャの音楽の影響を受ける
・礼拝に使われることもあり
・歌唱メイン
・ユダヤ教やギリシャの音楽の影響を受ける
などといった特徴があります。
歌唱法がうまれる

当時はこんな感じかな…?
こうして生まれた音楽は単旋律で伴奏がない音楽であり、
モノフォニー
とのちに呼ばれるようになりました。
エムヌスと呼ばれる讃歌が作られ
・神への讃美歌
・聖歌 カトリック
・聖歌 カトリック
こうした賛美歌などの普及によって「歌唱する」ということが出てきたため、
シラビック
という歌唱法が出てきました。
このシラビックというのは、
歌詞の1シラブルに音符を割り当てる
というもので、イメージとしては君が代を歌っているようなイメージでしょうか。
中世へつづく
ただ、古代ギリシャなどの他の時代に比べて、古代ローマの音楽に関してはまだまだわかっていないことも多くあり、現在もなお研究が進められているとのことです。
このあとは中世の時代になってきます。
中世以降の音楽の歴史に関しては、次の記事で書いていくこととしこの記事はきりの良いここまでとしておきます。
次の記事も楽しみにしていてくださいね。