初体験 りんごの作業

Life

こんにちは、SHIKAです!

今年は私が通所している、就労継続支援B型でりんごの作業を初体験してきました。
私は、前職で農業(果実栽培)の仕事をしていましたので、とても関心のある作業でした。

私が携わったりんごの作業

りんご農場の木の本数は約60本でした。5日間に分けて農場に足を運びました。

・摘果 一番良い果実だけを一つ残し、余分な果実を鋏で落としてしまいます。そして、果実に養分を集中させ、品質の良い美味しいりんごを作る作業です。

・葉摘み(葉とり) りんごに日光が良く当たるようにする為の作業です。りんごの着色を良くし、糖度(甘味)を上げます。

・収穫 成熟したりんごを採る作業です。

作業してみた感想
「摘果」
春の終わり頃に、摘果作業を行いました。一番良い果実を残す事が、私には難しかったです。良さそうな果実が二つある時、非常に迷いました。自分が残した果実がはたして、本当に良いりんごになってくれるのか、不安がありながらも、摘果作業を進めて行きました。

「葉摘み」
残暑の中、葉摘み作業が始まりました。
一回目の葉摘みは木に生い茂った沢山の葉をとり、木の中全体に風を通し、日光が当たる様に葉をとっていきましたが、葉の多さが凄かったです。やってる作業はシンプルなのですが、集中力と忍耐力が必要な作業だと実感しました。

秋めいて涼しくなって来た頃、りんごの周辺にある葉をとる二回目の葉摘み作業でした。
りんごに触れている葉や、日光の向き等を考えて葉をとらないと、色ムラや色づきの悪いりんごになり、糖度もあがらなくなってしまいます。二回目の作業は前職の経験が活かされた作業でしたので、私は難しくはありませんでしたが、たまに誤ってりんごを落下させてしまったのが、私の課題になりました。

「収穫」
秋になり、待ちに待った収穫がやってきました。葉摘みをしている時期は全然赤く無かった果実は、真っ赤に色着き、おいしそうなりんごが木に沢山なっていました!
私が収穫した品種は紅玉です。紅玉という品種は表皮が真っ赤に色づき、主にお菓子やジャム等に多く使われているそうですよ。
りんごのもぎ方は、人差し指でつる(軸)を固定し、下から持ち上げる様にして優しくもぎます簡単な様で慣れるまで難しいです。何故なら、つるが取れてしまうからです。つるが取れてしまうと、りんごの価値が下がってしまうからです。私は10個ぐらい、つるが取れてしまいました・・・
そして収穫したりんごを、カゴに傷や潰れがないように優しく入れていき、カゴがいっぱいになりましたら、20キログラムのりんご箱(木製)にまとめて、倉庫に運んでいきます。あっという間に木箱沢山になりました。私は思った事は、20キログラムのりんご箱に持つ所が無いのが非常に重く感じました。滑り止めの軍手は、必要ですね。初めての収穫は本当に大変でしたが、楽しかったです。
最後に
今年は初めてりんごの作業に携わり、農業の良さ、大変さを改めて実感しました。
りんごは、青森県の特産品でありながら、私の生まれ育った地域では栽培されてなかった為、前から興味がありました。今年はあまり天候に恵まれませんでしたが、自然の中で風や日光を感じながら作業をし、農場の方をはじめ、スタッフ、仲間と汗をかき、一緒になって作業できた事が私にとって、絆が深まりましたし、農場の方の優しさに触れる事もでき、本当に楽しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいでした。来年は天候に恵まれ、もっと良い作業、そして良いりんごが沢山できるように頑張りたいと思います。みなさんも、青森県産りんごを食べて元気を出して頑張りましょう!
ではまた、SHIKAでした!
Thank you  for always reading!!!
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